ビーガンのチーズ代変品、ニュートリショナルイーストを使ってみた！ふりかけ程度で使うのがコツ！

アメリカのビーガン（完全菜食主義者）の必需品、ニュートリショナルイースト。

ニュートリショナル＝“栄養の”という名前が付けられているだけあって、栄養価がものすごく高いんだとか！

古代エジプトでも食べられていたみたいで、チーズやナッツのような味がすると聞き、我が家にも取り入れてみようと購入したのがこちら。

結論からいうと、チーズが大好きな我が家の子供達と旦那さんには、絶不評！ブーイングの嵐でした（泣

我が家では、パルメザンチーズの代変えとして、使えません。

でも、栄養価は高いし、いくつか問題なく食べてもらえる料理もでてきたので、ご紹介させてくださいね。

ニュートリショナルイーストとは

「ニュートリショナルイーストとは、いったい・・？」
「イースト菌として、パンを焼く時にも使えるの？」

と疑問だらけのこの物体。

さとうきびから砂糖を精製するときに、粘度の高い液体（モラセス）を、培養・発酵させて、洗って乾かしたものなんですって。

イースト菌と違って、非活性化しているので、パンを作ることはできません。
ニュートリショナルイーストは、ビーガン（完全菜食主義）の方の必需品とのこと。

ビーガンの方は、動物性の食品を食べないから、ビタミンB12が不足しがち。

ビタミンB12が不足すると、めまい、疲労感、筋力低下、悪性貧血などが起こることがあるのですって。

それが、ニュートリショナルイーストを振りかけるだけで、ビタミンB12などを含むビタミンB群や、相当量の栄養素を摂取可能なんです！

チーズっぽい味がする唯一の菜食食材でもあるので、昔からビーガンの方に食べられているんですね。
KALのニュートリショナルイーストは、蓋も付いていて、しっかりと密封できて便利でした。

ふりかけ程度に使うとGood！

開封した直後に感じたのは、チーズっぽい何かの香り。

チェダーチーズだと言われれば、そんな感じ！と期待が持てる香りでした。

中には、黄色いフレークで、パサパサとした粉チーズのような、細かい粉末が入っています。
るんるんと、期待を込めて、一口食べてみたら、スプーンをくわえたまま、横に倒れてしまいました。

これは、うーん、確かにチーズらしい香ばしい味がして、まずいわけではないけれど、美味しくもない・・。

少し甘めで、チーズっぽい味もするのだけれど、不思議な後味が残るんですよね。発酵臭も強めだから苦手な方もいるかも・・。

チーズの代変え気分で、そのまま食べるのは、あまりお勧めしません。

あと、ベジチーズも作ってみたのですが、普通のチーズが大好きな家族には、いくら「チーズだよー」と暗示をかけても食べてくれませんでした（苦笑

でも、おからサラダやにピザ、ポップコーン、ドレッシングなど、パラパラと振りかける程度なら、意外ですが、消費してくれます。

チーズっぽい香りと味がなんとか使えそうなところに落ち着くのですよね。

後、キッシュや、グラタンに、こっそり結構な量を混ぜても、家族にバレませんでした♪

ちなみに、KALのニュートリショナルイーストは、ビタミン12を強化しているのですって。

大さじ１杯で、ビタミンB12が、１日の摂取量の５倍摂れるのだとか。

過剰摂取も良くないので、パラパラと振りかける程度で摂取すればいいのかなぁと気楽に。

チーズ味にしたときに、少しチーズの量を減らして、ふりかけています。

suzu*考

パスタなどに、パルメザンチーズをたくさんかけてしまう子供たち。

パルメザンチーズは牛乳が入っているので、代わりになるものをさがしていたら、不思議なものに行き着いてしまいました。

成分表示を見ても、栄養価が高いので、少しだけ食べてもらえればいいかなぁという程度で使ってます。今度、お菓子にも混ぜ込んでみようかと検討中・・。

それにしても、量が多くて、なかなか減らない！

Frontier Natural Products, 栄養イーストフレークか、Simply Organic, オーガニック、栄養イーストなどの小瓶でお試ししてから買えばよかったなぁ・・。

今回ご紹介したのはこちら

カンジダアルビカンスフリー。

カンジダ菌はイーストが含まれる食品で増殖するのですが、このニュートリショナルイーストは、不活性化しているイーストなので、カンジタ菌のエサにならないと言われています。